5/18(金) 素晴らしい芝居と美味しい餃子は、ビールの最高のつまみ
今日は仕事を終えるとサンシャインシティへ。といってもコナミではなく、その下のフロアのサンシャイン劇場で芝居である。
観たのは、演劇集団キャラメルボックスの「容疑者Xの献身」、09年春に観た芝居の再演だ。前回は原作を読んでいなくて、ストーリーを知らないまま観たので、ストーリーを追い、そのストーリーの凄さにまず圧倒された。でも、今回は初演を観て、その後原作も読んでいるので、ストーリーはわかっている。
推理小説をストーリーをわかっていて読むのは興ざめ泣きもするが、芝居はかえって役者の演技に集中できる面もある。この芝居は、それだけの価値のある芝居だと思って来たし、実際充分にその価値があった。
主要なキャストでは、石神というこの話の中心となる人物が、西川浩幸さんから近江谷太朗さんに替わっている。これがどうなるかなと思っていたのだが、逆に芝居に凄味を増した感じがした。
近江谷さんはエネルギッシュな印象が強いのだが、今回はそういう部分をぐっと押し殺し、冴えない中年男を演じている。あまり感情を出さないその演技が、最後の場面の迫力、感動をより強めている感じがした。
あと、この芝居の一つのキーになっているなと思ったのは、實川貴美子さんの役。芝居の終盤に石神の回想シーンで出てくる、石神と、石神が守ろうとした母娘とが初めて出会うシーンが、この芝居の唯一といっていい明るい場面で、そこで實川さんの演じる純粋な明るさがあるからこそ、石神の「献身」がわかるのだ。
この芝居は先週土曜に始まったばかりで、6月3日までサンシャイン劇場で、6月7日~12日まで大阪のシアター・ドラマシティでやっている。優れた原作と、それを最大限生かした脚本・演出、そして魅力的な役者たちが相まって、素晴らしい芝居になっていて、7000円と決して安くはないが、その価値は十分以上にあると思うので、時間があればぜひ観て欲しいと思う芝居である。
芝居を観た後は、一緒に観た友人と、「中華工房Ryu」へ。サンシャイン劇場にキャラメルボックスの芝居をこの友人と観に行ったら、飲みに行く先はここと決まっている。
いつものように餃子を頼み、冷蔵庫からビールを出して飲む。いい芝居を観て、その話をしながら、ここの美味しい餃子をつまんで飲むビールは最高である。この友人は大学のゼミの後輩だが、もう20年くらい前の大阪勤務時代にキャラメルボックスの芝居に連れて行って以来、先輩後輩を超えて、芝居仲間となっている。
鶏とピーマンの黒胡椒炒めを追加し、結局2人で中瓶6本を飲んで店を出た。彼と別れると、私は家に帰る途中に「Bar Gunkan島」へ。
最近この店に寄ることが多いのだが、それはちょうど家に帰る道沿いにあるのと、チャージがなく小瓶が1本500円なので、気楽に寄れるというのが大きい。それに、曜日替わりの担当者も、私の知っている限りみんな気さくで感じがよく、お客さんも一人で来ている人が多くて、フレンドリーなので、居心地もいいのだ。
今日も小瓶2本を飲んで、千円札1枚。素晴らしい芝居と美味しい餃子、美味しいビールで、楽しい夜を終えた。


場所が東池袋だったので、「バル・デ・リコ」に入った。ハッピーアワーのサービスとして、フィッシュ&チップスと生ビールのセットが1030円→880円になっていたが、揚げ物は避けようと、本日のメニューからイワシのカルパッチョ(300円)と、カツオとブロッコリのアラビアータ風トマト煮にした。
それから本多劇場へ。今日観たのは、ナイロン100℃の「百年の秘密」という芝居。この劇団は観たことがなかったが、主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチさんの芝居は、前に1度観たことがある。その芝居がよかったのと、昨日「FLAPPER」の子に薦められたのが、今日観に行こうと思った理由である。
観ようとしたのは、タクトプレイ・プロジェクトの「パパ、アイ ラブ ユー」で、予想通り当日券は余裕があり、無事に入れた。この芝居は、レイ・クーニーという劇作家の翻訳劇で、キャラメルボックスの大内厚雄さんと稲野杏那さんが出ているので、観てみようかと思ったのだ。
店頭に野菜などが並び、地産地消の提灯がある、契約農家の有機野菜を特色としているらしい店で、店内には農家のポスターが貼ってあったりするが、そこを除けばオーソドックスな居酒屋という感じ。
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